12月30日は取引所大納会です
「大納会」は、証券取引所の一年最後の立会いを意味していて、その営業日を指す日であります。そしてこの日、かつて午前(前場)で取引を終了、午後(後場)は休場でした。しかし、現在は通常通り前・後場とも行われてます。
大納会
大納会とは、証券取引所での年末最終取引日に行われる催事のことです。普通、年末の最終取引日そのものが「大納会」と呼ばれるそうです。また、原則として12月30日が土日になる場合は前営業日となり、2008年までこの日の取引だけ前場で終了し、後場の取引は行われませんでした。そして、2009年の大納会からは、半休日を廃止し、終日立会となります。また、年始の最初の取引日のことは、「大発会」といわれています。
今年も残り2日…
今年は2021年で残り2日、昨年と同様で年の始めから新型コロナ対策の話題が一色だったような気がします。そして、全国的な自粛生活や経済不況など今まで経験の無いどん底感を味わい先行きが分からない不安な日々を過ごしました。さらに、今回は新型コロナウイルスの変異株の一つで、国立感染症研究所により「懸念される変異株」と位置付けられている「オミクロン株」というものです。世界中では既に拡がりをみせており、その猛威は、南アフリカ共和国の感染例報告からわずか2日の警戒度最大という驚異です。そして、WHOの迅速すぎる動きは世界を震撼(しんかん)させています。
新型コロナワクチンで光
その中で今年の唯一明るい話題は、新型コロナワクチンの三回目の摂取が始まった事と、様々な治療薬が開発された中で、国内で最初にアメリカの製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」が、 新型コロナの治療薬として正式に承認されたことです。今年は散々な年でしたが、来年こそは良い年にしたいですね。